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津波が奪っていったもの

津波に襲われた名取市のゆりあげ海浜プールは、子供の頃に何度も連れて行ってもらったことがある。
くたくたになるぐらい遊んで、売店の焼きそばやフライドポテトを家族みんなで食べて、また泳いで。
でっかい滑り台が楽しかった。気がつけば閉園間際。

名取市サイクルスポーツセンターで、高校のときはマラソンした(させられた)ことがあるなぁ。
開会式や閉会式で「お前ら静かにしろ!」と拡声器で怒鳴られたのも良い思い出か。

閖上(ゆりあげ)漁港や仙台港、荒浜まで遊びに行ったこともある。
釣りをしたり、ズボンをまくって波打ち際で遊んだり。

志津川の温泉街は、老人クラブの一泊ツアーにて、亡くなった祖母と一緒に泊まったことがある。小学校低学年ぐらいだったな。温泉に何度も入り、この地方の老人会合定番(?)の牛乳寒天と蒸しパンを食って…の繰り返し。着慣れない温泉浴衣を着て、夕飯の豪華さにびっくり。割り子そばに添えられていたうずらの卵がうまく割れず、浴衣にこぼしたっけ。婆ちゃんが拭いてくれました。

牡鹿半島にある鮫ノ浦には遠い親戚がおり、子供の頃に泊まりに行ったことがある。のどかな漁村だった。新鮮な魚がおいしかった。船にも乗せてもらった。

仙台空港は、福岡へ行くときにお世話になっている。他の空港に比べたら、決して大きな空港ではないけれど、嫁の故郷と自分の故郷をわずか2時間で繋いでくれる大切な施設だ。

南相馬は、先月豆腐の味噌漬けを買いに行ったばかり。

いわき市のアクアマリンふくしまも、魚に限らず様々な生き物の姿が見られる楽しい施設だ。


それらの思い出の場所すべて、今回の津波によって黒く塗りつぶされてしまったかのような大惨事。

過去の楽しい思い出の最中に、自分や家族、友人が突如津波に飲まれていても不思議ではありません。
今回だって、もっともっと大きな津波が来ていれば、我が家も川経由で影響を受けた可能性があります。
直線距離では大した距離がありませんので。

津波で亡くなられた方や、ご家族を亡くした方、住む場所を奪われてしまった方に比べたら、「思い出がどうこう」なんて小さなことかもしれません。私の友人・知人にも、そういった方々がかなりいます。なんと言葉をかけていいのか分かりません。つらいです。

今回の津波は人の命や財産を奪ったほか、思い出や記憶にも深い爪痕を残していったと思います。

でも。いつかきっと、たとえ形は変わったとしてもこれらの土地に活気が戻ることを信じたいと思います。

負けるな宮城! 負けるな東北!

「お前には大した事がなかったから、パソコン使ってこんなこと書けるんだ」と責められればそれまでですが、なんか書かずにはいられませんでした。

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