【D視点】レースの貴公子、マセラティがフェラーリの廉価版?タイトルからは読み取れないのですが、記事の概要は、「今まで、マニュアルシフトに拘っていたマセラティが、"なんと"オートマチック車をラインナップに加えてしまった!」みたいな内容です。
・・・えーと。ばっさり切っていいんですかね?
マニュアル > オートマチック
↑この
間違った図式を(無意識とはいえ肯定的に)正当化して記事にしたということに対し、個人的にはresponse.jpの姿勢に疑問を感じました。
クルマのことを一番分かっている(はずの)人、しかも、それでメシを食っている人が、なんでこういう間違いを平気で記事に書くんでしょうねぇ。
まず、オートマチックのラインナップ追加について。私は賛成です。
間違いがちですが間違っちゃいけません(特に、クルマでメシを食っている人達は)。自動車は、ある人には嗜好品でもありますが、所詮は市販品なのです。思いあがっちゃいけません。ユーザのニーズがあれば、オートマだろうがマニュアルだろうが脳波検知式だろうが、ラインナップに加わって良いのです。"あんただけのために"生産しているわけじゃないんです。そして、最近のオートマチックは間違いなく人間のマニュアル操作よりインテリジェントな判断が出来つつあります。ただし、"インテリジェント"がいかなる場合においても嗜好の域に勝るというわけでもないので、マニュアル車はわずかながらも生き長らえています。
ところが。
クルマが好きだという人ほど、案外そこが見えません。「マニュアルバンザイ!」から脱出できないのです。まぁ、そんな私もオートマのクルマは所有していませんが、そこの「思い違い」はしていないつもりです。
マセラティ社のATラインナップ追加。いいんじゃないですか。
マニュアル車が好きならば、黙ってマニュアル車を買って乗ればいいのです。「ATなんて・・・」みたいな事をわざわざ表に吹聴しながらMT車に乗るぐらいなら、車自体に乗らないほうがマシだと思います、少なくとも私は。